2011年10月03日

ステロイド  リンク

難病にはよくステロイド(副腎皮質ホルモン)が出ますが、ステロイドで治る病気は存在しないと思って下さい。アトピー性皮膚炎にも、膠原病にも、癌にも一時的な改善を見る事はあっても治ることはありません。その事は医者も充分に理解しています。ともかくステロイドは症状が劇的に改善するのであって、起こった病気を治すことは出来ません。ステロイドに頼ると麻薬のようにどんどん強い薬となり、離脱不能に陥ります。そして中止すれば、リバウンドを起こすと思っていた方がいいです(症状の悪化)。それに耐えられずステロイドに戻るが、最終的にはステロイドも効果を出さなくなり、その頃には副作用でボロボロになっていると言う事は少なくありません。最終的に主治医から「これ以上使える薬がありません。残念です。」と言われて放り出されてしまいます。そこまで引っ張る前に、体質を改善させるという発想は医学に存在していないので仕方のないことです。

ステロイドホルモンは、副腎から分泌される抗ストレスホルモンなのです。強烈な抗炎症作用を持っています。ですから、人体には必要なホルモンであるということです。これを薬剤にして、人体が分泌する以上に使うから副作用が激烈になるのです。慢性的な過度のストレスで胃潰瘍を起こすという話は有名ですが、これは自身が出すステロイドの影響かも知れません。

我々医学会にはこんな言葉があります。「分からなかったらステロイド」。どうやっても良くならなかった場合、ステロイドを試してみたらどうかという言い伝えです。そんなんでいいのかと思いましたが、実際に良くなることもありましたし、患者さんも喜びました。医者も患者さんも、症状が緩和されることで満足する構図がここにあります。

一時的に使って症状を納めて、その間に病気を改善させる生活改善を行う事が出来れば多少は使っても良いでしょう。皮膚病の場合は痒くて眠れないこともあるでしょうから、そのような苦痛に対して使うことはやむを得ません。ステロイドの正しい使い方は、使って良くなった時に、使わなくて済むような体質改善を加えていくことだと思います。

http://ameblo.jp/emkanayoshi/entry-11054465490.html


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posted by ミラクルポリス at 23:36| Comment(0) | 一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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